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意匠の保全登録事業について

本財団は、意匠を守ることが創作活動の支援に繋がり、地域産業の健全で持続的な発展に寄与することを目的に、意匠の保全事業を行っています。意匠のオリジナリティを守るため、顧問弁理士・弁護士はじめ外部スタッフとともに取り組んでいます。

本財団は、2つの制度を設け、意匠の保全に取り組んでいます。 それぞれの概要は下記の様になっております。

保全登録・・・・・・審査有り、登録期間の限度なし。登録更新1年ごと。
創設60年余になる意匠保全制度です。 綿密な先行意匠調査を基に、申請された意匠を審査し、登録の可否を検討します。 殊に陶磁器の意匠にあっては、ロングライフのデザインは、事業者の大切な「顔」ですので、登録期間に限りを設けることなく保全します。 40年を超えて登録の継続している意匠も数件あります。
保全登録された意匠は「陶磁器意匠弘報」を発行して公示を行います。 創設以来の保全登録件数は10数万件(分野;陶磁器製の食卓台所用品、置物類、タイル)。 その中から「食卓台所用品」の保全意匠約8万件を「陶磁器意匠のデータベース」として構築致しました。
*「保全登録」について詳しくは、「陶磁器意匠弘報」ページ下方の「意匠及び裏印の保全登録について」にて説明しております。
予備登録・・・・・・審査なし、登録期間3年まで。登録更新1年ごと。
申請者・意匠・申請日付を本財団で確認し、「先使用の証拠」とすることによって、意匠についての問題に対処しようとする制度です。 登録希望者による意匠の写真送信(Eメール)を受けて、受付・確認するという簡素な申請方法です。予備登録専用のメールアドレスを設けています。
4年目以降も保全を希望するときは、予備登録満了前(3年目の期間中)に意匠審査を申請する必要があります。

予備登録制度リーフレット

〇詳しくは本財団までお尋ね下さい。
 電話 052-935-7234 / Eメール info-mail@pottery-design.jp

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